散切り頭を叩いてみれば

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山と旅行の見聞録

散切り頭を叩いてみれば

個人的に登山旅の道中で聴きたくなる音楽10選 第2弾

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昨年「登山の道中に聴きたくなる音楽」という、完全に自己満足の記事を投稿した。

雨で登山に行けない日に、唯の暇つぶしで書いたものではあるが、これが何故か多くの人に見られている。

ということで、長雨であまり外に出られない今日この頃、約1年ぶりに新たに10曲を第2弾として作成してみた。

 

Maroon5Sunday Morning (2002)

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 2002年に発表されたMaroon5のデビューアルバム収録曲。

 

よくよく歌詞に注目すると、全く山要素も自然要素もない曲だが、英語が苦手な自分にとっては曲調と思い込みで解決できる。全く問題ない。

 

この曲を聴くのはいつもテント泊の翌朝。

 

静かなテント場でコーヒーを飲みながら景色を見る状況に完全に酔えたら、目の前のみすぼらしいフリーズドライとインスタントコーヒーも、不思議と優雅な朝食に見えてくる。

 

あまり忙しい行程の際には合わないと思っていて、テント泊で今日は帰るだけというゆとりをもった1泊の行程に限り、個人的にはかなりの相性を誇る。 

 

Aimer:ONE (2017)

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Aimerが2017年に発売したトリプルA面シングルのうちの一曲。

 

こういう学校を舞台にしたMVは爽やかなものが揃っていて、夏山で聴きたくなる曲調のものが多い。

 

夏山も青春も爽やかだ。

 

思い起こしてみると、この曲に限らず青春っぽい曲は大体夏山に合う気がしている。

 

Superfly:Wildflower (2010)

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Superflyの10枚目のシングル曲。 

 

草原などではなく、どちらかといえば、荒涼とした広大な場所で聞きたい曲。

 

例えば、火山系山特有の砂礫や岩の風景によく合うと思っている。

 

そこに力強く咲く花を見つけた暁には、歌詞が染み渡ること間違いなし。

 

  

n-buna:夜明けと蛍(2014) 

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2014年に、ボカロPのn-bunaがニコニコ動画で発表したオリジナル曲。

 

勿論曲名どおり夜明け時によく聴く曲だが、この曲はどちらかというと浸りたい曲。

 

富士山などの百名山のような賑やかなところではなく、孤独に浸れるような静かな山域で、薄明の空を見ながら聴くのが沁みる。

 

レミオロメン:スタンドバイミー(2006) 

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レミオロメン3枚目のアルバムのリード曲。

 

疾走感のある曲で、この曲も夏山にぴったりの曲調だと思っている。

 

最近の曲ではないが、いよいよ夏が始まると感じさせるこの曲は、何年経っても繰り返し山で聴いてしまう。

 

ちなみに山以外にも、登山口までの高速道路の運転中良くお世話になっている。 

 

RADWIMPS:セプテンバーさん (2006)

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RADWINPSが2006年に発売したアルバムに収録。

 

山の夏はいつも短い。

8月ともなれば高山植物の最盛期も終わり、辺りをトンボが飛び回る。

 

お盆を過ぎれば風が少し肌寒かったり、草木の色が若干始めたり、気分は早くも秋模様。

 

山の中にいると、下界より季節の変化に気づきやすい、秋の足音が聞こえてきたらこの曲。

 

Aimerが2016年にこの曲をカバーしていて、最近はそのカバーの方をよく聴いている。

  

日食なつこ:水流のロック(2014) 

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日食なつこ3枚目のミニアルバム収録曲。

 

渓流や沢沿い歩きのお供。山の綺麗な水流を見ながら歩くのにぴったりの曲。

 

この曲調のように軽やかなステップで渡渉できたらいいのだが、思ったほど我が身は軽やかではなく、大抵の場合は思ったほど飛べずに失敗して濡れる。

 

ASIAN KUNG-FU-GENERATION:迷子犬と雨のビート (2010)

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ASIAN KUNG-FU-GENERATIONが2010年に発売したシングル曲。

 

雨を歌った曲は暗い曲調が多いけれど、しかしこの曲は明るくて、雨も悪くないなと思えるような曲。

よく停滞を強いられているときに聞いている。

 

雨宿りがあってこそ、その後の晴れ間に立ち会えるというもの。

 

ちなみにカップリングは「雨上がりの希望」という曲で、大逆転の快晴の際、自分の中では2曲で合わせ技一本になっている。

 

ヨルシカ:春泥棒(2021) 

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ヨルシカが2021年にリリースした配信限定曲。 

今年の春山では、この曲を何度も聴いた。

 

コロナで幾度も遠出をしづらい状況ではあるが、地元の里山で春の花が咲き始める頃、まったりとこの曲を聴いたのも思い出深い。

 

雪の高山の気象条件は難しく、晴れている場合でも強風などで近場の山に変更することもある。

 

案外春は低めの山を歩く機会も多い。

 

来年の春も何度も聴きたい。

  

Athos feat,tea:Higher,higher(2020) 

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NHKのテレビ番組「グレートトラバース」でお馴染みの曲。

 

番組内で使われる曲は山に合うものなのは当然ではあるが、中でもこの曲は壮大で特に気分が高まる。

 

晴れた日の稜線歩きで永遠にリピート再生したくなる、そんな曲である。

 

どこまででも歩けそうな気分になるが、それは間違いなく錯覚なので注意すること。

 

 

第1弾

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